アイセア・ブログ 現地通信

日本語教師海外派遣のアイセアから日本語教師として現地で活躍する皆さんのブログです。
教師の皆さんの日々の様子をご覧いただくことができます。
日本語教師ってどんなことをするの?
海外で生活するって想像がつかない。。。
自分の興味のある地域の学生たちの様子を知りたい!
などさまざまな疑問解決に役立つ現地の生の情報です。

アイセアの日本語教師海外派遣プログラムは毎年9月から始まります。派遣先はどこも正式な教育機関宿舎その他アコモデーション提供案件です。
派遣先によっては募集開始後すぐに枠が埋まってしまう地域もございます。まずは募集状況をお問い合わせください。
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首都ブダペストも春の到来か!

後期に入って、新たに日本語を始めたいとやってくる人が多い。どこで聞きつけるのだろうか。
先日はハンガリー語の授業時間に、教室に訪ねて来られた。 
本人の日本語の学習経験の有無、学校に来れる時間等を聞きながら、クラスを決める。

しかし、途中からのクラスへの加入は、受け入れて指導していく側には、可なりの負担を伴う。既に何カ月も学習してきた人たちへのお荷物にしてはいけない。
あれこれと思い悩むことも多い。

そういった日頃の煩雑さから逃れて、先週土曜日久しぶりの遠出。
ブダペスト経由で,近郊の町センテンドレへ。
Palace in the snow.jpg
1月末日に出かけたブダペストは街中が深い雪に覆われ、歩行困難だった。
しかし、今は既に雪も消え、春を迎える陽光に輝いているように見えた。
Place in spring.jpg
ブダペストから郊外電車で約40分。中世の町、オスマン・トルコの襲撃を逃れたセルビア人達が住み着いたというところだ。 案内の文字はキリル文字のセルビア語ともちろんハンガリー語併記。 教会はセルビア風オルトドックス教会が主流、そして唯一のローマカトリック教会も。

かつて芸術家たちが集まってきたということもあり、街中には15以上もの美術館、ギャラリーがある。マジパン(アーモンドの粉でつくったお菓子、練ってつくるのでいろいろな造形美を鑑賞することもできる)博物館なるものもあった。
多くのお土産やさんが軒を並べているが、至って静かで雑音、騒音が無い。観光客の歩く靴音が心地よく響いてくる。
Puppet.jpg
Szentendre    street.jpg
ブダペストに戻り、ドナウ川べりの夕日を受けて輝く国会議事堂の雄姿を眺めながらしばしの散歩、そして夕方の電車でジュールへもどる。
Parliament in the twilight.jpg


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ひな祭り

ここGyorに来てからは、あまり余裕もなく、日本の伝統的催事の紹介を怠っていた。

季節は春を迎えようとしている、このところ青空が覗き、雪もすっかり消えてしまっている。

昨日の3月3日は"ひな祭り"Doll Festival。
ということで、理工系の大学での授業中に、3月中に行われる日本古来の伝統的行事についての説明をした。英語による説明が必要なので、『イラスト 日本まるごと事典』のお世話になる。
2月の初めから開始した理工系大学でのクラスは15人がしっかりと生き残り、食らいつくように頑張っている。 殆どが男子学生だが、女学生4人。
女学生4人には折り紙の"ひな人形"をプレゼント。Doll festival 1.jpg
日本語に対するモチベーションの高い彼らに、お遊びは折り紙ではなく言葉遊び。
「xxxは日本語で何ですか。」の練習。xxxの部分はハンガリー語だったり英語だったり。
彼らは私のハンガリー語を試すかのように、次から次へと質問を投げかける。
言葉のキャッチボール。
それにしても、彼らの頭脳はどうなっているのか、スマート、シャープ、明晰!!!!

最近は授業開始時の出欠を取るときに、一人ずつ復習を兼ねての質問を一問ずつしていく。
時間はかかるが、それぞれが緊張して取り組んでくれるし、復習の時間を省くことにもなる。プラスマイナスゼロで全体的には変わらないのだが・・・・・・。

夕方の市民講座。
従来の教室は特別な会議で使用され、授業開始までには開けてもらえず、結局は地下の"アトリエ"のような教室。
でも、私としては丁度よかった。 市民講座は女性が、しかも高校生が多いので"ひな人形"の折り紙を作る予定だった。 アトリエとはお誂え向き。
"おびな"も"めびな"も、モデル通りに作ってくれたが、さて顔を描く段になると、それぞれが好きなように描いている。今風のヘアスタイルあり、ホラー風ありで、皆で大笑い。
Transformed Doll 2.jpg

折り紙の時間とは言っても15分程でお終い。

残りは、宿題にしていた「私の一日」を発表。
しっかりと、ひらがなでノートに書いて暗唱してきた人、ノートを呼んでいる人、その場で一所懸命に発表する人。

本格的に動詞を導入し始めたので、皆も楽しそうだ。
形容詞も同時に導入。

私が授業中に使う日本語も少しずつ増えてきた。Doll festival Day.jpg

嬉しい。


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後期(2nd ターム)開始

長かったクリスマス+試験期間を周辺諸国への旅と友人の来訪、同行で過ごした後は、再び後期授業の開始。>paprika.jpg

私の休暇中に、大学側に市民講座の受講生たちが頻繁に電話を入れて、早期再開を強く望んでいたとの噂とは裏腹に、受講者が前期の半分ほどに減少。
言いかえると、会話の授業を進めやすい人数になって、内心ほっとしている。
lighted Hid between Egyetemek.jpg 当学園都市の、もう一つの理工系大学では日本語学習希望者が潜在的に多いと聞いていたが、前期は募集作業が遅れて、開講には至らなかった。
しかし、私がお世話になっている西ハンガリー大学の学生向け授業に特別に参加していた学生、そして個別に個人授業を希望していた大学教授が彼らの大学事務局に呼び掛けてくれての、今学期の日本語授業開講となった。

語学というと、どうしても文科系の人の方が"得意"と思われがちだ。

しかしこの度、理工系の学生たち24人を前に授業を進めていて感じたことは、数式的に、理論的、整理学的(生理学ではない)に分析しながら学んでいくという特質をもっている理工系学生の方が、シャープに習得していくのが目に見えるということだ。

一つ、二つの例文で、すぐに次のステップを正しく推測してくれる。

とても気持ち良く授業が進められるというものだ。

本気で日本への留学を希望しているものもいるようだ。
それぞれのきっかけで、日本語へのモチベーションも高い。

彼らが少しでも、さらに日本に、そして言葉も含めての日本文化に興味を持ってくれるようになると、少しは日本語教師も役に立っていることを自覚できるのだが、さてどうなることやら・・・・・・。

さて、ものすごい冷え込みと降雪に見舞われていた1月、2月であるが、このところ気温が零下まで至ることが少なくなった。
アパートのテラスに積もっていた雪も溶けて、芝生の緑が見えるようになった。
先週、夕食後に少し散歩。外の冷たい空気を気持ちよく感じるようになっていた。

写真は、常にライトアップされている駅前にそびえる市庁舎、町のフィルハーモニー楽団の演奏会のベースとなっているRichter Concert Hall

Lightup City hall in February.jpg、ハンガリーのシンボルともいえるパプリカ、まるで大きい唐辛子だ。しかし味は淡い


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